平成29年度のマッチングレポート
2018.04.24

  沖縄空手案内センターは、年間を通じて、多くの様々な問い合わせを受けています。そのなか、町道場での受け入れ依頼が大きな割合を示す。

 


  平成29年度当センターは、3月31日締で、24ヶ国から130件の個人・団体から合計354人からの依頼を受け、県内の町道場や指導者へのマッチングを行いました。なお、この方々は、沖縄の空手組織と連携のない人です。
 来沖した皆さんは、県内の60の町道場主及び指導者の下で沖縄空手・古武道を学びそして研究しました。
 地域別件数の割合は、アジア地域36%、アメリカ大陸33%、ヨーロッパ地域27%、オセアニア4%となります。
 地域別の人数は、アジア地域178人(47件)、アメリカ大陸92人(43件)、ヨーロッパ地域74人(35件)、オセアニア10人(5件)の内訳となります。
 受け入れた受講生の多かった出身国は、日本、米国、フランス、カナダ、ドイツの順となります。

 下記は、一部のマッチングの写真です。(順不同)

 

 

 

 

第1回沖縄空手国際大会100日前イベント
2018.04.19

 沖縄県では、沖縄空手の技や精神性の保存・継承並びに空手愛好家の来訪・交流の促進を図り、沖縄伝統空手及び古武道をこれまで以上に振興させることを目的に8月1日から「第1回沖縄空手国際大会」を実施します。

 大会の開幕までちょうど100日となる4月23日には、以下のとおり「大会100日前イベント」を開催します。

 
  〇 名称:「第1回沖縄空手国際大会」100日前イベント
  〇 日時:平成30年4月23日(月)10時45分~15時00分
  〇 場所:県庁1階県民ホール
  〇 内容:①沖縄空手の型演武(10時45分~12時)                         ②仮想現実(VR)による沖縄空手体験(12時~15時)

 どなたでも自由にご参加できます。
 

県HP
http://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/karate/kokusaitaikai/100himaeibennto.html

沖縄空手の型を未来へ継承
2018.04.07

 昨年度沖縄県は、沖縄空手広報事業を実施した。その一つに、先日紹介した「空手ジェット」事業で、今回、新たに発表されたのは3DCG(3次元のコンピューターグラフィックス)モーションキャプチャーVRを活用した沖縄伝統空手のプロモーション動画である。

 4月6日、作品の完成と内容を披露する記者会見が沖縄セルラービルにて行われた。説明は、沖縄県文化観光スポーツ部空手振興課山川哲男課長が行い、会場にはモデルとして型「三十六(サンセーリュー)」を披露し事業に協力した上地流の新城清秀氏、沖縄セルラー電話株式会社の甲斐田裕史氏、高度な映像制作を展開する大阪にある株式会社IMAGICAウェストのプロデューサーの堀野洵氏と同社の富田修康氏も同席した。

 制作は、京都府内の専用撮影スタジオ、沖縄市の「CGCGスタジオ」、沖縄空手会館の特別道場「守礼の館」で行われた。新城氏の披露演武する型をコンピューターに取り込んだ映像を元に作られている。

 公開されたのは、1分29秒の動画と教材になる動画2本の作品。専用グーグル装置を使うと、通常では見られない近距離からあらゆる角度での細かい技の検証の演武を見ることができ、空手の迫力と美しさが実感できる。

 この事業について山川課長は、沖縄空手の武術性を体感できることを図るとともに、空手発祥の地のPRと空手のすばらしさを伝えたいと話した。なお、「アミューズメントと文化の質は違う」と強調し、オンラインでの配信は方策であったが平面では空手のすごさが伝わらないので、ネット上での配信を見送り、県主催の様々なイベントで専用グーグル装置を使った体験コーナーを設けていくと語った。

 県内での一般公開は4月23日(月)、第一回沖縄空手国際大会の100日前イベントで行われる。1900人が参加予定の8月の国際大会にも紹介の予定。

 

 

 

 

(上左から)記者会見の様子、スタジオでのメイキング、実際の型の演武の画像

動画「沖縄空手の世界」公開
2018.03.31

 2018年118日に開催された演武「沖縄空手の世界」のダイジェスト版動画を公開しました。ぜひご覧ください。

新企画展スペシャルトーク
2018.03.30

 

 330日(金)沖縄空手会館では新たな企画展がスタートしました。企画展を記念して、県空手振興課主催のスペシャルトークが開催された。

 登壇者は、県指定無形文化財保持者の友寄隆宏と上原武信(両上地流範士)そして東恩納盛男(剛柔流範士)の諸先生方。コーディネーターは、県空手振興課の山川哲男課長。三名の空手達人の話を聞くために、多数の空手愛好者が参加した。

 上地流の友寄先生(90歳)は、子供のころを振り返った。本部町生まれの氏は一中(1)に入学し、「最初の2学年では通常通り学べたが、3学年目からは戦争が近づき軍事関係の作業ばかりさせられた」と語った。1945323日に、鉄血勤皇隊に入るための押印を親からもらうために今帰仁村まで戻ったが、結局本島南部に戻らず生き残ることができた。

 それから、アメリカでの空手指導の時のストーリーを冗談交えながら語り、「空手をやっていなかったらこんな素晴らしい経験はできなかった」と話した。

 上原先生(88歳)は、過去のことを語りながら父上原三郎の教えを語った。

 『空手は、好き嫌いをなくすための手段』。『自分との闘いである空手は、自分自身を磨き、精神を鍛えるためのものである』。

 上原先生は「行き詰ったときは、三戦の呼吸法に戻ると心が落ち着き、道が開かれる」と付け加えた。

 また、421日に除幕式が行われる上地完文先生の銅像事業を紹介し、「やればできるという諺は、空手の心」と言い、いわゆる、空手をやれば、どんな困難でも乗り越えあれると強調した。

 最後に話をした東恩納盛男先生は、「山」学校の少年時代と空手との出会いを語り振り返った。小林流を稽古していた父に連れられて空手を拝見し、後に宮城長順家に行った。それから宮城家の自宅庭道場で宮城安一先生の指導を受けるようになりました。後に、東京代々木道場での指導、全日本空手道連盟やフランス空手連盟との交流を機にそれから開かれた世界への空手指導を振り返った。小さな島、沖縄から文化的価値の高い沖縄空手のUNESCO登録の意気込みを述べ、トークショーは終了した。

 

 新企画展は330日(金)からスタートします。

 

(1)一中と名称されているのは、沖縄県立第一中学校のこと。現在の沖縄県立首里高等学校です。

 

(上記は当日配られた資料です)