2018/02/02

 

 沖縄空手の鍛錬に欠かせない甕。日常生活から生まれたこの鍛錬具は、特に剛柔流や上地流で使用され、流派によって「握り甕」または「三戦甕」と呼ばれている。

 理想的に甕の口は、使用する者の手の大きさに合わせて作られる。また、カーミには様々な形とデザインがあり、道場によって重さも異なる。

 道場の鍛錬具であり、飾りでもあるカーミの可能性を考えて、かっちん窯の具志堅全心氏(下記の写真)は、美と有用性を混合し、紐付きチーシ甕を発明し制作した。

 

 

 空手関係者の意見を受けて意匠登録を出願した具志堅氏は今後、このカーミを販売していく。26日~18日、那覇市にある青砂工芸館 で第5回の陶芸展を企画し、後日沖縄空手会館のショップでも販売される予定。

 

 紐付きチーシ甕などの問い合わせについては

 かっちん窯 具志堅全心 電話:090-3199-0396

 〒904-2314 沖縄県うるま市勝連平敷屋864番地