2019/11/18

 

 本日、沖縄県庁4階講堂において、記念すべき令和元年度「沖縄県文化功労者表彰式」が行われました。

 15名の文化人のなかに、空手・古武術の阿波根直信先生も表彰者として選ばれました。阿波根先生は、沖縄空手・古武道空手道連盟の会長を務め、沖縄伝統空手道振興会の副会長でもある。

 阿波根先生は、知花朝信先生に師事した後、仲里周五郎先生に師事した。後に、那覇市田原に礼邦館を開設し、沖縄小林流と古武術の指導に努める。範士10段である。

 「永年にわたり、沖縄伝統空手の保存・継承と練磨に努め、後継者の育成に取り組むとともに、沖縄伝統空手の国内外への普及拡大に尽力するなど、本県の文化振興に貢献した」と称えられた。

 空手の分野ではないが、芸術文化(短歌)の部門で、沖縄伝統古武道保存会(文武館)の高段者
平山良明氏も表彰された。