「環」シリーズ:剛柔流の三段受け
2021.01.28

 沖縄空手「環」シリーズ第6話では、剛柔流の金城常雄先生は「三段受け」及び「夫婦手」を紹介します。

 

https://www.youtube.com/watch?v=TMsLnKwd2HU

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「環」シリーズ:松林流の下段払い
2021.01.14

 沖縄空手「環」シリーズ第5話では、松林流の平良慶孝先生は「下段払い」という技と鍛錬法を紹介します。

 

https://www.youtube.com/watch?v=E8vvXcPBAOU

 

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「環」シリーズ:上地流の補助運動
2020.12.29

 沖縄空手「環」シリーズ第4話では、上地流の島袋春吉先生は補助運動を紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=MjbQGT93Y7U

 

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礼について(パートII、仲本政博著)
2020.12.22

 武は「禮に始まり、禮に終わる」

 それを日常生活でも実践すれば最高の人生となろう。相手をうやまい尊重する心が大切である。礼儀について「礼」は、単なる頭を下げるだけではありません。演武の成功と無事安全を信じつつ、武の型を編み出した先師に対し、そして観客や、演武場(空気や壁を作った生き物である木)に対し、使用する愛用の武器に対し、そして一緒に演武される方々に対し、そのすべてに礼をすべきである。

 毎朝起きて家族に対し、或いは、学校へ行く生徒や学生同志又は先生方に対し、道中で会う友人知人等に明るい声で朝の挨拶をすると、相手も返事を返して来る。これが社会生活を営む上でかどを立たずおだやか円満な人生を歩むこととなる。

 失礼は、相手を無視することになる。「切捨御免」とは江戸時代に、一般平民、下士町人・百姓などが武士階級に対して無礼なことをした時に斬り捨てられても、とがめられなかった時代の出来事でした。すべての人間関係において「敬のモラール」のはたす役割は大きい。元末、日本の武徳の究極は、「うやまう(敬)」の一点にあった。旧漢字の字体「禮」には神に酒をささげるという意味もあります。角川書店の字源辞典によれば、(1)礼儀作法(礼法・祭礼)(2)儀式(礼服・立太子礼)(3)人に対する敬意のもちかた(失礼・非礼)(4)おれい。感謝の気持ちを表すこと(礼状・謝礼)(5)おじぎ。あいさつ(礼拝・目礼)等が記載されている。

 空手・古武道演武の時、始めと終わりに必ず礼をすることや、武は礼に始まり礼に終わる等、皆さんは礼儀作法を厳しく教えられて来ています。礼は祈りでもあり、心がおちつき、それがつよい力になり素晴らしい演武が実現されてゆく。もし礼を忘れたら、すぐヘタヘタとなるのだ。「士は己を知る人の為に死す」(『史記』)と存る。知ることは信ずることであり、私達は「礼」も常に実行し身をもって毎日習慣と為すべきだ。

 

 沖縄県指定無形文化財保持者

 沖縄伝統古武道保存会 文武館総本部会長

 仲本 政博 

 82歳

 

 ※掲載の都合上、原文を一部加筆・修正致しております。

 パートIはこちら

「環」シリーズ:ヌンチャクの逆手構え
2020.12.10

 沖縄空手「環」シリーズ第3話では、沖縄伝統古武道保存会文武館で県指定無形文化財保持者の仲本政博先生はヌンチャクの「逆手構え」を紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=w4BQ8hlUcec