「環」シリーズ:剛柔流の三段受け
2021.01.28

 沖縄空手「環」シリーズ第6話では、剛柔流の金城常雄先生は「三段受け」及び「夫婦手」を紹介します。

 

https://www.youtube.com/watch?v=TMsLnKwd2HU

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1969年、八木明徳範士とスーパーリンペ
2020.06.19

沖縄公開の夕べ

全国特別招待模範演武 <下>

 

1969923日掲載) 

 

空手の普及に努める

八木明徳範士(剛柔流明武舘)

スーパーリンペ

 

 八木さんは中学(二中)へ合格したという発表をうけたとき、さっそく祖父に手をとられて剛柔流の宮城長順先生のところへ弟子入りさせられた。彼の祖父も福建省で漢字や空手を学んでいた。とくに文武にたけた謝名親方の子孫にあたるので、武道は身につけなければいけないとなかば強制的に空手を教え込まれた。

 十四歳のときから、戦後、宮城先生が健在のときまで指導をうけた。宮城先生はたいへんきびしい方で、はじめのころは空手を教えるというより、正座させて一、二時間も話しだけきかす日々でした。そのため精神的にも肉体的にも苦しい事が多く、長つづきする門下生が少なかったという。しかし先生はついてくる者しか育てないという主義だった。

 八木範士は二中の四年生のころからは、久米町のクラブで学生を相手に指導し、戦後は税関の武道場で空手道の普及につとめた。現在は久米町の自宅に明武舘をつくり、剛柔流の後継者づくりにあたっている。

 八木範士は宮城先生から指導をうけたスーパーリンペを演武する。漢字では「一百零八手」と書き、百八の手ともいう。因みに、除夜の鐘も百八回つかれる。剛柔流のスーパーリンペは、最後に教える型ということで、五段以上になってから身につける。演武時間の長い型で、クーサンクーやパッサイのような派手さはなく、たいへん地味な型。八木範士は「本土の剛柔流の道場には、八㍉カメラにおさめたのをみせたことがあるが、こんどの日本武道館での特別演武のときには、多くの空手関係者の目の前で演武し、剛柔流の参考にでもなれば幸いです」とはりきっている。

 全沖縄空手道連盟副会長、剛柔会会長、那覇市久米町出身、五十七歳。

 

 (読者のために、原文を多少加筆する。)

那覇市久米にある「クニンダテラス」
2017.11.13

 

 沖縄県と中国・福建省は19979月に友好県省を締結しまし、今年で20周年になります。

 記念事業として、沖縄県は訪問団を派遣しました。119日から13日の日程で、知事を団長とする空手演武者を含む総勢73名の派遣訪問団が中国にわたり、記念植樹と記念式典などに参加しました。(上記の写真は、空手古武道訪問団の皆様)

 

 那覇市の松山公園には、東恩納と宮城の顕彰碑があり、近くには、久米村発祥地の碑(上記写真)もあります。また公園向かいの福州園周辺にも多くのゆかりの地があり、福州園隣りにあるクニンダテラスにはたくさんの関連情報情が紹介され、周辺の散策マップも配付しています。許可を得て紹介します。

散策マップ  説明面

 

 那覇手・剛柔流を愛好する者にとって興味深いところです。ぜひ足を運んでください。