首里城炎上
2019/10/31
10月31日午前2時半ころ、かつて琉球王国と沖縄県のシンボルである「世界文化遺産」の首里城で火事が発生し、「正殿」、「南殿」から「黄金御殿・寄満」の一連の建物などが全焼しました。
琉球王国時代王家の居城・首里城は、過去1453年、1660年、1709年、1945年に焼失しました。戦後、城跡地に琉球大学が建設され、1980年の大学移転後、首里城復元が本格的に行われた。1992年に、正殿等が復元され首里城公園が開園された。その時の首里城復元落慶空手奉納演武では、沖縄空手の重鎮が演武されました。
@外間哲弘著「History and Tradition of Okinawan Karate」
2000年には、首里城跡として「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一環として世界遺産に登録された。
その後、2019年より新たに首里城「奥」の世界である御内原を中心に、新規エリアが開園されました。
これまで、世界遺産と観光スポットとして多くの観光客が城を訪れた。首里手と沖縄空手に深いゆかりを持つ首里城は世界の空手愛好者が見学に訪れました。
今回、歴史上5度目の焼失を受け、沖縄県民、世界のウチナーンチュと空手愛好家は大きなショックを受けて、お見舞いのメッセージが世界中から相次いで届いています。
アマゾンの森林、カリフォルニア州と地球上のあらゆる場所での火災を含むすべての「かなしみ」にお祈り致します。
寄付の相談・提案は既に受けていますが、只今、沖縄県空手振興課と連絡を取り合っており、新しい情報が届きしだだいお知らせします。