OKICのWAシリーズの第9話では、首里空手古武道保存会・小林流守武館の会長である上間康弘先生が糸洲のパッサイ(パッサイ大ともいう)の開始部分を披露し解説します。
沖縄空手「環」シリーズ第5話では、松林流の平良慶孝先生は「下段払い」という技と鍛錬法を紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=E8vvXcPBAOU
これから沖縄小林流空手道協会・志道館無贄塾の館長、県指定無形文化財保持者真栄城守信先生による「松村のパッサイ(パッサイ大)」の分解の動画を紹介いたします。
下記の動画は、日本本土で沖縄空手の普及に励んでいる沖縄小林流空手道協会所属の先生方によりユーチューブに公開されたものです。
合わせて同協会所属の松門正先生による型の演武も紹介します。
首里・泊手系 パッサイ大(松村のパッサイ)
https://okinawa-karate.okinawa/kata-movie/naha-shuritekei-passai-dai/
松村のパッサイ(型)部分分解➀~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=6jDn13V_M-A&t=6s
松村のパッサイ(型)部分分解②~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=wmxuEKMCiPQ
松村のパッサイ(型)部分分解③~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=bUA5nFxb2ME
松村のパッサイ(型)部分分解④~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=E7bdDh5mt6g
松村のパッサイ(型)部分分解⑤~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=RQEFHlrqoO0
松村のパッサイ(型)部分分解⑥~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=20z7DL5JuJ4
松村のパッサイ(型)部分分解⑦~沖縄小林流空手道
https://www.youtube.com/watch?v=UJO60BDLyNQ
松村のパッサイ(型)部分分解⑧~沖縄小林流空手道
ゆんたんざむんがたい(読谷山物語)の民話が公開されています。その中に首里・泊手の拳聖とされるチャンミーグァーこと喜屋武朝徳の民話が紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=g9MHSPcmEAM
尚、同様なエピソードは嘉手納町教育委員会発行「嘉手納町の先人たち」(1993年発行)にも紹介されている。
18ページにわたる同書内の章「世界にほこる沖縄の空手 - 喜屋武朝徳」では、このような話が書かれています。
「比謝橋のほとりに家を構えた朝徳は、港から那覇の港(トゥンドー)の倉庫に荷物をはこぶ仕事をはじめることにしたのです。馬車で荷をはこぶので「馬車持人」(バシャムッチャー)とよばれていました。馬車持人の仕事は、とてもきつく重労働です。それだから、馬車持人は荒くれ者が多く、一癖も二癖もある大男がほとんどでした。馬車持人同士のいさかいもたえませんでした。那覇までの道中、道はばがせまいところではお互いにゆずろうとせず、あげくのはてにけんかになります。倉庫につくと、順番をあらそっていさかいは始まります。荒くれものの大男同士、それぞれに腕には自信を持っていました。」
その後、同様の与那原の大男とのやり取りも紹介されていますが、喜屋武朝徳は、米ふくろではなく砂糖ふくろを足でけり上げたではなく、六尺棒で運んだと語られている。