やまぐすく
2019.07.13
てぃーあんだコーナー
2019.05.31

 空手発祥の地・沖縄は、世界の長寿地域の一つとしても知られている。

 沖縄の食習慣を簡単に紹介すれば、長寿と食物との関係が明らかになるかもしれない。沖縄の基本的食物は、米、野菜、豚肉、魚、豆腐に果物である。野菜の消費量も多く、なかでも、からしな、とうがん、かぼちゃ、もやし、山東菜、だいこん、食用になる野草はよく食べられている。沖縄の典型的な日常の献立は、ごはんと味噌汁と副食で、副食は普通チャンプルーと漬物である。沖縄の代表的な料理「チャンプルー」(混ぜ物の意)は、豆腐と緑黄色野菜を油で炒めた料理です。

 沖縄の料理は、二つの起源をもつ。首里王府の宮廷料理と、一般庶民の料理である。宮廷料理は、琉球王朝時代に中国と日本の影響を受けながら発達し、後者は庶民の家庭で生まれた。また、戦後沖縄には、様々な外国料理が導入され、今は県内ではフランス料理から南米料理まで楽しめます。

 国内外の空手愛好家が、沖縄料理を楽しむために、案内センターのスタッフは、空手道場や空手モニュメントの近辺、県内にある一押しの食堂やスイーツのお店をレポートし、「てぃーあんだコーナー」(1)で定期的に紹介していきます。お楽しみください。

 

   ティーアンダ①:『大家』(ウフヤー) (名護市)

   ティーアンダ②:「豊見城食堂」 (豊見城市) 

   ティーアンダ③:Café Captain Kangaroo (名護市)

   ティーアンダ④:やまぐすく(那覇市首里)

 

註釈

(1)ウチナー口(沖縄語)の「てぃーあんだ」という言い方は、料理で手を尽くすことと意味する。由来は「手脂」と言われ、手の脂が染み込むくらい愛情(心)が込められた料理という意味です。なお、スペイン語で「tienda/ティエンダ」はお店という意味します。この両方の言葉を真似て新コーナーの名を付けた。

 

参考:「沖縄の文化Keys to Okinawan Culture」 編集発行:沖縄県 発行日:1992