学生間の交流と文化体験として沖縄発祥の空手を体験することを目的に、今日、尚学院SPULAの学生28人が沖縄空手会館を訪れ、展示棟にある資料室を視察した後、沖縄空手の体験を行った。
全員ネパール出身で、平均年齢は24歳。日本で働きながら勉強して2年が経つので、みんな日本語は流暢です!全員は現在、日本の大学に入学するために勉強しています。
指導に当たったのは、一般社団法人首里空手古武道保存会小林流守武館上間道場の上間建先生。
休憩をはさみながら90分の体験では、参加者は、礼儀作法、基本、型とタッチゲームを通じて沖縄空手を楽しく学び、満喫した表情で沖縄空手会館を去った。
【沖縄県都市公園課からの案内】
首里城復興イベント「首里城プロジェクションマッピング2021」の動画アーカイブ(https://www.youtube.com/watch?v=AVxJ2CZOMUQ)の中で、空手演武は次のとおりとなっております。
<演武者>
○少林寺流 與儀克也さん 動画31:00頃
○剛 柔 流 都澤隆幸さん 動画35:00頃
○古 武 道 伊波光忠さん 動画39:00頃
○上 地 流 上地完司さん 動画43:00頃
○小 林 流 金城美佳さん 動画45:00頃
今日は、「琉球歴史文化の日」です。本日午後には関連の式典が沖縄空手会館で行われますが、一足早い空手に関する嬉しい情報を紹介します。
催しの際に行われたロゴマーク・琉歌・写真+キャッチコピーコンテストが実施され、上地流安謝修武館琉志会出身で現在剛柔流仲本塾に所属する範士10段真栄城守成先生の親戚にあたる真栄城豪君が入賞しました!
式典での空手演武は、次のページでご覧ください。https://ryukyubunka.jp/
観光立県沖縄では、1977年から沖縄県観光功労者表彰が行われています。これまで個人・団体合わせて250人余りが表彰されました。中には、空手関係者も数名います。
1982年には、小林流の比嘉佑直先生は、那覇市大綱挽保存会会長として表彰された。
1997年には、小林流の嘉手川重夫先生は、嘉手川空手舞踊研究所家元として表彰された。
2003年には、小林流の金城憲保先生は、ときわ交通合資会社として表彰された。
2009年には、小林流の新垣勇先生は、新垣通商、那覇市観光協会理事、那覇市大綱挽保存会理事長として表彰された。
2013年には、小林流の比嘉稔先生は、那覇市大綱挽保存会会長として表彰された。
2019年には、松林流の平良慶孝先生は、一般社団法人那覇爬龍船振興会理事として表彰された。
2020年には、上地流の上江洲仁吉先生は、那覇市大綱挽保存会理事長として表彰された。
なお、2021年には、県指定無形文化財保持者で、1967から個人タクシー業界で活躍される上地流の仲程力先生(88歳)も表彰されました。
毎年この時期では、「沖縄県功労者」と「沖縄県文化功労者」表彰が発表されました。
今年の「県功労者」には、元沖縄県空手道連盟会長で、沖縄剛柔流空手道協会の照屋幸榮会長が選ばれた。剛柔流範士10段、80歳。
「県文化功労者」には、県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者の高良信徳先生が選ばれた。上地流範士10段、91歳。