沖縄を訪れる空手愛好者は、通常、たくさん稽古した後、指導者と親睦を深めるほか、沖縄の文化や多面的な社会を楽しむ。
空手の歴史に興味がある人は、空手の顕彰碑を訪れたり、県内企業が実施する空手ツアーに参加したり、沖縄の空手の有形的な側面も体験しながら、過去の大家の足跡を探る。
文化や歴史をもっと詳しく調べたい空手家は、地元の博物館や図書館を訪れるケースも少なくない。また、古本屋さんをめぐり、珍しい書籍を求める人もいる。そのなかで、空手に特化した数少ない書店、宜野湾市にある「榕樹書林」は、見はずすことのできない店舗です。
資料のことなら、南風原町にある沖縄県公文書館には多くの空手関連資料や映像が保管されています。
書籍のことなら、那覇市与儀公園にあった沖縄県立図書館が必見図ですが、ただいま移転中です。新県立図書館は、那覇バスターミナル跡地に旭橋駅再開発事業において建設される複合施設の3階から6階へ移転します。開館は平成30年12月頃を予定しています。
言わずもがな、沖縄空手会館とその資料室は空手発祥の地・沖縄のシンボルである。なお、資料室がある展示棟には、あまり知られない資料閲覧室もあります。ここには、高宮城茂氏などが寄贈した多くの書籍や書類が保管され、研究好きな方には見逃すことのできない宝蔵です。クチャグワ(沖縄語で裏別室)では、研究チームが日々、書籍、書類や新聞記事を取り調べている。
なお、書類や書籍について、あるいは研究事業についての問い合わせは、沖縄県空手振興課の学芸員までご連絡ください。メールアドレスは82500 [@] pref.okinawa.lg.jpです(@の前後の[]を削除してご使用下さい)。空手振興課は、沖縄空手会館内ではなく、沖縄県庁内にございます。
違う意味で書き残したのだが、冨名腰(船越)義珍氏の格言「道場のみの空手と思うな」は正に、この文章を読みいただいている読者の皆さんへのゆいごんでしょうか?
8月3日から8月31日まで、沖縄空手案内センターはFM沖縄ラジオ(87.3FM)に「RADIO de 沖縄KARATE道場」という番組で出演しています。
今日で3回目の放送になります。
パーソナリティの上田詩織さんと知念だしんいちろうが、案内センター広報担当のミゲール・ダルーズと楽しく空手のことを語る。ぜひお聞きください!
放送時間は、Sh@reTIME番組内毎週金曜19:25~(5分)。
最近、那覇市内の利用しやすい料金の宿泊施設について問い合わせが増えています。海外の方の為、那覇市内の宿泊施設のリストを更新しました。英語のリストを見る。
お勧めの宿泊施設がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
琉球王国時代に誕生した空手は、ここ沖縄の地に根を下ろして枝葉を広げて大きく育ちました。現在では世界187ヵ国に1億3千万人の愛好家がいます。なぜ空手はこのように世界を魅了したのか? なぜこのような小さな島沖縄から2年後の東京五輪種目空手を生みだせたのか? これからその謎解を、この御庭道場にいる優しいタンメー(おじいちゃん)としましょう。もの静かだが、実は、タンメーは空手の達人なんだよ~。空手の技と真髄、そして空手と深い関りを持つ伝統芸能、それらに、ここ御庭(ガーデン)道場で出会えます。これまで空手にご縁がなかった人も、空手愛好者も、このガーデンで一緒に新たな発見をしましょう・・・
概要
タイトル:沖縄空手御庭(ガーデン)
(平成30年度沖縄芸能マグネットコンテンツ育成事業)
主催:沖縄伝統空手道振興会
支援:沖縄県、(公財)沖縄県文化振興会
会場:テンブスホール(てんぶす那覇4階)
日時:
10/3(水)19:00~
10/4(木)19:00~
10/5(金)19:00~
10/6(土)11:00~、15:00~、19:00~
10/7(日)19:00~
クリエティブチーム
統括責任者:池宮城政明
演出:神谷武史
制作:ミゲール・ダルーズ、富田めぐみ
制作協力:琉球芸能大使館、シアター・クリエト、ククルビジョン、和田瑞希SAVA、琉球ラボ
チケット
販売開始:8月1日(水)
大人¥2,500円 (税込み)/完全自由席
高校生以下¥2,000 (税込み)/完全自由席
注意:チケットの日時変更・払い戻し・再発行はできませんのでご注意下さい。未就学児童の膝上鑑賞無料。お席をご利用になる場合はチケットをお求め下さい。
沖縄空手会館での購入の場合、オリジナルグッズ当たる!
お得なグループ割引:5枚→10%OFF 10枚→20%OFF 15枚→25% 20枚→30%
電話・メールで同じ日時の公演を一度に購入する場合のみ適用。20名以上の団体割引についてはお問合せ下さい。
チケット予約・販売・お問合せ
電話:098-851-3707(沖縄伝統空手道振興会 9:00~17:00)
チケット購入所
沖縄伝統空手道振興会(沖縄空手会館098-851-851-3707)
那覇市観光協会(てんぶす那覇1階098-868-4887)
リウボウ(パレットくもじ098-867-1171)
コープあぷれ(新都心あっぷるタウン098-941-8000)
守礼堂(098-861-5621)
DOJOバー(098-911-3601)
一本堂(098-933-0711)
沖縄県文化振興会(098-987-0926)
公式ウェブサイト:www.okinawakarategarden.net
第一回沖縄空手国際大会の前夜として7月28日・29日、首里手と小林流が顕彰される。 今年は、首里出身で佐久川の棍創始者・唐手(とーでー)佐久川寛賀翁生誕232年を迎えます。
28日(土)は、県指定無形文化財保持者の仲本政博先生を先頭に、空手・古武術首里手発祥の地顕彰碑が除幕される。会場は、那覇市首里にある崎山公園(旧テレビ塔跡)。除幕式は午前11時に行います。除幕式、祝賀会、演武と旗頭が予定されています。
29日(日)は、沖縄小林流空手道協会の宮城驍先生を先頭に、小林流開祖拳聖知花朝信顕彰碑が完成し除幕式が行われます。会場は、那覇市首里山川町公民館広場。式典は午前10時~12時を予定しています。
(左、崎山公園の顕彰碑。右、山川町公民館広場)